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教科書が変わる!  で、何が変わるの?   (その1)

木曜日, 10月 15th, 2015

「テストが終わったからってワークや教科書をその辺に放り出さないでよ!

もう次の試験の準備もしなきゃいけないし、

それに大事に使っておいて、弟も使えるようにしたいから…」

「でも、お母さん、塾の先生が、

来年中学校の教科書は変わるって言ってたよ?」

「えっ?それホント?」

 

本当です。平成28年度から中学校の教科書は新しいものになります。

教科書の改訂は4年に一回行われています。

今使っている教科書では、その前に比べて理科と数学が大きく変わって内容が増えました。

今回は、次の時代の教育につなぐ内容になっているのが特徴で、キーワードのひとつは

東京オリンピック

です。

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と聞きたくなりますよね。

実は、東京オリンピックをきっかけにして、

もっと国際的に通用する学力を身につけさせよう、

というのが今の大きな流れとなっています。

そのため、今回の改訂では英語の教科書が大きく変わることになりました。

まず、ほとんどの教科書がAB版という大き目のサイズになり、

内容も増えることになっています。

なにより今までと違うのは、

教科書を使って子供たち自身がいろいろな作業をする、いわゆる

アクティブラーニング

が取り上げられていることです。

外国語を学ぶときに必要とされる4つの技能、

読む・書く・聞く・話す という力を確実に身につけるために、

英文を読んで訳すだけではなく、

実際に自分で英文を組み立てて話し、

会話をする練習も教科書に組み込まれているのです。

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そうです。

次の英語の教科書は、

英文のページ⇒文法のまとめ・作業のページ 

という組み立てになっているものが多くなり、

長文の読解と文法の練習、

そして英語を使った作業を行うというのが、

新しい教科書による英語の授業となります。 

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問題はそこです!

今でも、英文法の理解と演習、単語の習得など、

知識を固めるための時間が足りないぐらいなのですから、

アクティブラーニングの作業がそこに加わってくると、

もっと時間が必要になってくるはずです。

ということは、英文を理解し、文法を身につける練習をするためには、

そのための時間を作らなくてはならないということです。

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そのとおり!

読む力・書く力をトレーニングするのは、代々木進学ゼミナールの得意技です!

さらに、英語学習のグローバル化が進むことを考えて、

校舎や合宿で留学生との交流体験アクティブラーニングを実施してきた実績に基づいて、

聞く・話す力も育てることができるのです。

 

来年からの新しい教科書を使う皆さんは、

教科書と塾の勉強をうまく組み合わせて、

東京オリンピックまでに英語が使いこなせるような力をつけましょう!

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