今日は平成30年度の都立入試の理科の分析についてお伝えいたします。
今年度の理科については
平易化しました。
平成29年度の問題構成からすると少し意外な結果だったと思います。
平均点も上昇しています。
詳しく見ていきます
大問1(小問集合) 各4点×7問=28点
(1) 染色体の数
(2) 太陽の動きと恒星
(3) 実像のでき方
(4) 温度と溶け方
(5) 速さの計算
(6) 実験のしかた
(7) 神経の名称
問題の難易度としては基本問題のレベルですが
学校の教科書の内容が分かっていれば大丈夫かと言えば
そうではありません。
問題演習をしっかり積み重ねておくことが必要です。
難しい問題を練習しなくとも
広く浅い知識をもっていれば突破できます。
大問2(レポート読解問題) 各4点×4問=16点
(1) 仕事の原理と仕事率
(2) 雲のでき方
(3) 加熱式容器のしくみ
(4) 微生物のはたらき
問1は数値の記載があるので
計算問題かと思いますが
実際は計算ではなく知識を問われている問題です。
問2は雲のでき方の流れが分かっていれば正解を選べたのではないかとおもいます。
問3・問4についても各単元の代表的な問題が並んでいました。
大問3(地学分野) 各4点×4問=16点
問1 地層のでき方と観察からわかること
問2 石灰の特徴
問3 示準化石
問4 地層のでき方と化石の理解
多くの中学生が嫌う地層からの出題でした。
まずは問題文の読解をすることで解法の手掛かりになることが多くちりばめられていました。
問題文は読み飛ばすというという解き方をしていては基本的な問題とはいえ
正解までたどり着くのは難しかったでしょうか。
大問3以降は問題文が長くなるので
国語の読解力や緊張の中で集中力を維持する力が必要です。
本ブログでの入試分析はここまでにします。
大問4以降の入試分析は各校にてお渡ししています。
是非、各校にてお問い合わせください。
昨年度代進グループで新しく作成した「100枚ドリル」からの出題が84%もありました。
100枚ドリルをしっかりと最後までやり遂げた生徒にとっては
「見たことある問題」・「解いたことある問題」ばかりだったということです。
100枚ドリルの他にも、代進グループは生徒の学力アップに向けた学習ツールが数多くあります。
他塾にはない大きな強みです。
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