2025年度は中学校の教科書が変わるってご存じでしたか?
2021年には
学校教育全体の方向性を決める学習指導要領が改訂されました。
それに合わせて教科書が大きく改訂されました。
その後
24年には小学校の教科書が改訂され
今年は中学校の教科書が改訂される年になります。
どれくらい変わる?
前回改定されたのは4年前
指導要領が大きく変わったのを受けての改訂でした。
ですから
今回は「小改訂」で
方針が大きく変わるといったものではありません。
指導要領改訂の大方針に従って
少しずつ変えている
というところです。
実際の影響は?
先ほど
「小改訂」と書きました。
では
実際に学校で学習する場面にも
それほど大きな影響がないのか
というと
それは違います!
授業のもとになるものが変わるのですから
授業そのものが変わることになるのは当然のことです。
では
実際にどのような改訂になり
授業にどう影響するかを見てみましょう。
もちろん教科によって違いはありますが
共通しているのは
デジタル化が進む!
前回指導要領の改訂では
授業で扱う文章の量などが大幅に増えました。
例えば
中学英語の単語や熟語の数は
前の指導要領で指定されていた数の2倍以上になりましたが
授業時間数は1.3倍にしかなっていません。
英語以外の科目でも
探求の学習や発表型の授業が増えたので
そちらにも時間が割かれることになりました。
となると
限られた時間の中で効率よく学習する必要が高まったことになります。
そこで強化されてきたのが
デジタルコンテンツを使って学習を進める方法
ICT教育の充実を図ることです。
今回の教科書改訂では
その傾向をさらに進め
デジタル教科書に一歩近づいた形の内容になってきています。
先月
中央教育審議会は
デジタル教科書を正式な教科書として認める決定をしました。
今回の教科書改訂も含めて
これからはデジタルな学習が増えていきます。
…それでいいの?
ICTを活用した学習
素敵なことに聞こえます…が
それで本当にいいのでしょうか?
共通テストになってから
文章を読ませる問題が増えてきました。
この傾向は
大学入試から中学入試
高校入試へと広がってきています。
以前に比べて1.5倍以上の長さの文章を読ませるテストが増えてきています。
ところが
デジタル化が進むと
長い文章を丁寧に読み込むという練習は減っていきます。
子供たちの読解力が落ちていってしまうのです。
この状況に危機感を持っている人も多く
読売新聞の社説でもデジタル教科書の推進に疑問を投げかけていました。
代々木進学ゼミナールでは
読解力がすべての勉強の基盤だと考えています。
文章をしっかりと読む機会を提供するのが
塾の重要な役割になってきました。
まだ国語の勉強が足りていない人
英語の長文読解が苦手な人は
ぜひ代々木進学ゼミナールで「読む」練習をしてみましょう!
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