みなさんこんにちは!!
大分涼しくなってきましたね!!
多摩境校舎, 上北台校舎, 堀之内校舎, 青梅大門校舎で,
算数, 数学を教えているTです。
いきなりですが, 早稲田大学高等学院中学部の入試問題と解法・解答を紹介します。
テーマは, 『多角形, 星型多角形』の問題です。
解法・解答を隠して解いてみてください,
保護者のみなさんも奮って挑戦してみてください。
円周上に等間隔に7つの点をとり, そのうち1つの点を選びます。
この点から時計と反対まわりに, “指定された個数”だけ飛ばしたところにある点を次々に選び, これらの点を直線で順番に, 一筆書きで結んでいきます。
この一筆書きを, 最初の点に戻ってくるまで続けます。
例えば, “指定された個数”が0個のときは, 1つの点を飛ばさないので, 図1のよう
な正七角形ができます。
この図を7☆0と表すことにします。また,“指定された個数”が1個のときは図2のような図ができ, これを7☆1と表すことにします。
このように, ☆の右側には, 飛ばす点の個数0, 1, 2,3, 4, 5のいずれかが入ることになります。
このとき, 次の各問いに答えなさい。【早稲田大学高等学院中学部】
(1) 次の図3は, 図1の角に印をつけたものです。印をつけた角をすべてたすと何度になるか求めなさい。
(2) 次の図4は, 図2の角に印をつけたものです。印をつけた角をすべてたすと何度になるか求めなさい。
(3) 次の文の□にあてはまる数について, 次の①, ②の問いに答えなさい。次の図5は7☆□の図です。
① □にあてはまる数は何通りあるか求めなさい。 ② □にあてはまる数をすべて求めなさい。
(4) 次の図5で印をつけた角をすべてたすと何度になるか求めなさい。
解法
(1) 公式㉑により, 180×(7-2)=900°
◎「多角形の内角の和」の公式◎
180×(□-2)
(2) 裏技により, 180×(7-4)=540°
◎星形多角形(1つ飛ばし)の内角の和を求める裏技◎
180°×(□-4)
(3) 下の図のように, PからQまで左周りなら2個飛ばし, 右回りなら3個飛ばしなので2通りで,7☆2または, 7☆3となります。
(4) 下の図のように, 1ヶ所の中心角が (360÷7)度なので,円周角は (180÷7)度だから,
(180÷7)度×7=180°となります。
解答 (1)900° (2) 540° (3) 2通り, (7☆)2または, (7☆)3 (4)180°
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