私は、学校見学に行ってからずっと憧れていた南平高校に、推薦入試で合格することができました。合格のために２つのことを主に頑張りました。

　一つ目は内申対策です。三年の一学期の評定は思うように取れず、志望校の内申基準に全然足りていませんでした。夏休みから学校見学が始まり、自分の意識が高まり、夏期講習で本格的な受験勉強を始めました。私は理系科目と実技科目の暗記が苦手でした。少しでも志望校との距離を近づけるために、わからないところはどんどん塾の先生に聞き、空いた時間は塾で勉強するようになりました。その結果素内申を四、換算内申を八上げることができました。勉強した分、成果が出ているのを感じ、もっと頑張ろうと思いました。

　二つ目は、面接・作文対策です。推薦入試に挑戦するためにあたって、決して有利な内心ではありませんでした。そのため、面接と作文で差をつけたいと考えました。面接練習は塾の先生、学校の先生、家族、友達などいろいろな人とやるようにしました。回数をこなすことで、自分の良い点や改善点を生かしながらできるようになり、自信がつきました。作文は、十一月ごろから塾の先生に添削をしてもらっていました。もともと文章を書くことが好きなので、苦ではなかったけれど、先生から厳しいことを言われることもありました。でも、あきらめずに取り組み続けました。

　入試に向き合うことで、努力をし続け、諦めないことの大切さをより学ぶことができました。私は、一つのことにこんなにも一生懸命になれたのは初めてでした。入試が終わった今、支えてくれた塾の先生、家族、友達に本当に感謝しています。ありがとうございました。